NBAコラム:NBAのファッション事情に、ヒップホップ・アーティストが及ぼす影響

By UHJP STAFF on
2015年7月28日
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『アスリートとミュージシャンには共通点が多い。僕らは彼らに憧れるし、彼らも僕らに憧れている』 (ドレイク)

この言葉以上に的確な表現はないだろう。昨今の若い世代は、ジェイ・Zのように観客をロックしたいと思ってきたし、マイケル・ジョーダンのようにダンクをしたいと夢見てきた。そう考えると、90年代中盤から2000年代初頭に、バスケットボール・ジャージやシューズがヒップホップ・シーンの定番アウトフィットであったことは頷ける。しかし、時代の変化と共にそれらは、フェドラ・ハット、デザイナーズ・アイウェア、ラグジュアリー・スニーカーに変わっていった。音楽業界のスーパースターたちが、現在のNBAのファッション・トレンドに大きな影響を与えているのは明白だろう。

オフコートでの最新トレンド・アイテムといえば、『フェドラ』である。ファッション・アイコンとしても知られるプロデューサー『ファレル・ウィリアムス』が『ヴィヴィアン・ウェストウッド』のハットを着用していることで、幅広い層から注目を集めるフェドラ・ハット。多くのNBA選手たちもヘッドウェアの選択肢として取り入れている。

『ザ・ヒルサイド』のハットに『ジバンシィ』のカットソーを着用するレブロン・ジェイムズ

アイウェアも注目すべき近年のトレンドといえる。『ジェイ・Z』『T.I.』 『ファレル・ウィリアムス』『カニエ・ウェスト』らヒップホップ・アーティストによって人気を得たデザイナーズ・フレームを、フォーマルなスーツスタイルにミックスし、より洗練された選手像を演出している。

自身のアイウェア・ブランド『ウェストブルック・フレームス』を持つラッセル・ウェストブルック

スニーカーはオンコートでもオフコートでも、バスケットボール選手にとってスタイリングのキーポイントになる。長年『エア ジョーダン』がスニーカー・スタイルの頂点として君臨してきたが、その他のブランドがジョーダンの牙城を崩し始めている。『カニエ・ウェスト』ら、ファッション通のミュージシャンは、他のラッパー・DJたちと自らを差別化するために、ナイキやアディダス以外のデザイナーズ・ブランドのスニーカーを履き始めた。ファッション・リーダーとして常に注目されるカニエの影響力は大きく、NBA選手も例外なく彼の影響下にある。彼の愛用した 『バレンシアガ』の『アリーナ』は、多くのアスリートのシューズ・コレクションに加えられ、ラグジュアリー・コーディネートの必須アイテムとなった。

『バレンシアガ・アリーナ』の新色を履いて会場入りするポール・ジョージ


 



写真: NBAE/Getty Images